油長酒造株式会社 | 風の森、鷹長、日本清酒発祥の地から

風の森

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風の森 ~伝統を改変し、新たな伝統を創造する~

人が食事をして、酒を飲む。数千年もの間営まれてきた日々の日常。これをより豊かに、そして愉しいひとときに変える。それが日本酒の価値だと風の森は考えます。

1998年に、地元の米を使った、搾ってそのままの生のお酒を、地元の人々に飲んでいただきたいという想いから、風の森は始まりました。
名前は、御所市内にある地名「風の森峠」に由来します。緑豊かな葛城金剛山麓に位置し、一年心地よい風が峠を駆け抜けます。

500年前に確立した奈良酒の伝統を、現代の技術を用いることで改変し、今の時代にしか造れない日本酒、次の日本酒への挑戦を続けてゆきます。
風の森では、米の種類と磨きによる味の違いを表現します。
風の森ALPHAでは、柔軟な発想と新たな技術で、次の日本酒の可能性を求めてゆきます。

五感で楽しむ

酒をグラスに注ぐ。透明感のあるレモンイエロー。わずかに残る発酵時の炭酸ガスが泡粒をつくる。顔に近づけるとほのかな果実の香り。口に含むと鼻に抜けるさわやかな香りと共にボリューム感のある味わいが押し寄せる。のど元を過ぎた後は口中をクリアにまとめていく余韻ある酸味。お酒を飲むという一連の動きの中で人間の五感をくすぐる酒。 それが風の森です。

風の森〈秋津穂657〉

1998年、風の森始動。全ては風の森峠の秋津穂米から始まった。風土を醸す。風の森の代表酒。


風の森 秋津穂 657
Kaze no Mori Akitsuho 657

精米歩合 65%
720ml

風の森にとって醸造適性に優れた秋津穂は全量が地元の契約栽培米です。秋津穂純米は風の森のスタンダード。しぼってそのままのボリューム感ある味わいをお楽しみいただけます。

風の森〈507シリーズ〉

お米をたくさん磨いてデリケートに発酵を進め、滑らかな質感、豊かな果実味を最大化したシリーズ。


風の森 秋津穂 507
Kaze no Mori Akitsuho 507

精米歩合 50%
720ml

地元の契約栽培米、秋津穂を全量使用。口中に含むと、洋梨のような爽やかな香り。無濾過無加水ならではの膨らみある味わいとキレの良さをバランスよくお楽しみいただけます。


風の森 露葉風 507
Kaze no Mori Tsuyuhakaze 507

精米歩合 50%
720ml

奈良県でのみ生産される酒米、露葉風を使用しています。心白がとても大きく、調和のとれた複雑味のある味わいがその特徴です。ただ綺麗なだけではなく、奥行きと立体感のある酒質をお楽しみください。

風の森〈807シリーズ〉

お米をあまり磨かず大地のエネルギーを発酵に活かし、豊かな複雑味を最大化したシリーズ。


風の森 露葉風 807
Kaze no Mori Tsuyuhakaze 807

精米歩合 80%
720ml

奈良県産でのみ生産される酒米、露葉風を使用しています。その心白の大きさは山田錦をしのぐほど。その独特な酸味と渋みとふくよかな甘み旨味のバランスが絶妙。


風の森 山田錦 807
Kaze no Mori Yamadanishiki 807

精米歩合 80%
720ml

低精白でありながら、超低温長期発酵によって山田錦の個性を存分に引き出しました。80%精米ならではのフルボリュームの味わいと独特の酸味がバランスよく調和しています。


風の森 雄町 807
Kaze no Mori Omachi 807

精米歩合 80%
720ml

低精白でありながら、超低温長期発酵によって雄町の個性を存分に引き出しました。溶解性の高い雄町80%精米ならではの複雑性をそなえた味わい。リッチな甘みと酸味がバランスよく調和しています。


風の森 愛山 807
Kaze no Mori Aiyama 807

精米歩合  80%
720ml

愛山の個性を発揮させるため、80%精米で醸造いたしました。マスカットを思わせる軽快な香り。80%精米ならではの、立体感ある味わい。キラキラとした透明感を感じていただける酒質になりました。


風の森 秋津穂 807
Kaze no Mori Akitsuho 807

精米歩合  80%
720ml

一般的に溶けにくいといわれる飯米の秋津穂をしっかり溶解させ醸造。⽢味と酸味、複雑味といった秋津穂らしい味わいの要素がバランスを取り、低精⽩ならではのボリューム感ある味わいに仕上がっています。

風の森ALPHA

従来の風の森の枠を超えて目標を定め、独創的な技術で日本酒の可能性を追求するブランド「ALPHA」


風の森 ALPHA1
「次章への扉」
Kaze no Mori ALPHA1

秋津穂 精米歩合 70%
720ml

日本人がもっと楽しめる日本酒へ。アルコール分を低く設計しながらも、一層の果実感や密度ある味わいを表現いたしました。このお酒がこれからの日本酒の可能性を広げ、お客様にとって日本酒の世界への扉となるよう、次章への扉と名付けました。


風の森 ALPHA 2
「この上なき華」
Kaze no Mori ALPHA 2

秋津穂 精米歩合 22%
720ml

高精白にも耐えうる秋津穂の特性を生かし、22%まで精米し、7号系酵母と組み合わせる事で、この米の持つポテンシャルを余す事なく発揮させました。低精白とは一線を画す、複雑で華やかな香りの酒質となりました。同一酵母での精米歩合の違いが、味覚と香気成分に及ぼす影響を感じていただけたらと思います。どこまでも滑らかな質感から、この上なき華と名付けました。


風の森 ALPHA 3
「世界への架け橋」
Kaze no Mori ALPHA 3

秋津穂 精米歩合 50%
720ml

搾りたてのフレッシュでライブ感溢れる日本酒を海外のお客様にも楽しんでいただきたいと思い、従来の”風の森”では行っていない、火入れ、を行いました。まるで搾りたての様なイキイキとした味わいを、安定した品質でお楽しみいただけます。このお酒が世界への架け橋となりますように。


風の森 ALPHA 4
「新たなる希望」
Kaze no Mori ALPHA 4

秋津穂 精米歩合 22%
720ml

氷結採りⓇ 、独自開発の革新的な日本酒分離技術。発酵タンク以外のいかなる装置(搾り機、遠心分離機、濾布など)も使用せず、無酸素無加圧状態で、酸素や濾布、金属、樹脂などと一切接触する事なく、もろみから日本酒を分離します。
その為、氷結採りⓇ によって分離されたお酒は、もろみの液体部分と全く同一のものとなり、圧倒的な透明感で、まさに無垢にして上質な日本酒が出来上がります。


風の森 ALPHA 5
「燗 SAKE の探求」
Kaze no Mori ALPHA 5

秋津穂 精米歩合 80%
720ml

ALPHA5では、燗酒として、温度の違いによる味わいの変化を楽しんでいただける様にと、2つの技術を用いて設計いたしました。乳酸発酵を利用した独自の酒母を用いることで、乳酸菌の紡ぎだす酸とアミノ酸が酒質に複雑味と幅を与え、また、仕込水の代わりに部分的に古酒を用いる事で、自然な甘みを演出し、時間を経たお酒のみが持つ奥ゆかしさを与えます。温めてお飲みいただくことで、これらの特徴をより一層鮮明にご賞味いただけます。お酒は古酒由来の綺麗な金色をしております。グラスに注いでお楽しみください。


風の森 ALPHA 6
「6号への敬意」
Kaze no Mori ALPHA 6

秋津穂 精米歩合 66%
500ml

近代酵母の母である6号酵母を使用し、精米歩合66%で醸造。異なる酵母を使いながらも、長期間低温発酵や金剛葛城山系地下水の仕込水により風の森らしさを表現しました。蔵人一同、6号酵母への敬意を込めて。


ALPHA 風の森 TYPE7 2020 -完売-
「一期一会」
ALPHA Kaze no Mori TYPE7 2020

露葉風 精米歩合 70%
720ml x 2本組

その時その場所で、あなただけしか味わうことができない、オリジナルのお酒を楽しめるよう設計いたしました。2本をセットにし、お客様ご自身で自分好みのバランスにブレンドしていただきます。同じ露葉風70%のお米から造り、LIGHTはシャープでクリーンな印象、もう一方のFULLはリッチで複雑味のある味わいに仕上げました。その時しか感じることのできない「一期一会」の味わいを追求してみるのも風の森の楽しみの一つです。


ALPHA 風の森 TYPE7 2021 -完売-
「一期一会」
ALPHA Kaze no Mori TYPE7 2021

雄町、山田錦 精米歩合 非公表
720ml x 2本組

その時その場所で、あなただけしか味わうことができない、オリジナルのお酒を楽しめるよう設計いたしました。今回は、香りの違いに焦点を当て、イチゴや南国の果実を思わせるピンク系の香りのピンクと、洋ナシや青リンゴを感じさせる緑系の香りのグリーンをセットにしました。お客様ご自身で自分好みのバランスにブレンドしていただき、その時しか感じることのできない「一期一会」の味わいを楽しみください。

風の森 ALPHA 7 2021 feat. LAMP BAR
風の森 ALPHA 7 2021 feat. LAMP BAR
「一期一会」
Kaze no Mori ALPHA 7 2021 feat. LAMP BAR

山田錦 精米歩合 非公表
720ml

金子道人氏率いるLAMP BARと開発。ミズナラとアメリカンホワイトオーク、2種類の樽スティックを用い、お客様ご自身の手で日本酒に樽の香りを付属の専用容器で乗せることができます。香りを引き立てるよう、お酒はALPHA7用に専用設計。その時その場所でしか味わえない、一期一会の味わいをお楽しみください。


風の森 ALPHA 8
「大地の力」
Kaze no Mori ALPHA 8

秋津穂 精米歩合 100%
500ml

ALPHA8では、原料の個性豊かな玄米でしか表現できない酒造りに挑戦しました。当蔵独自の加熱処理技術【アモルファス製法】によって玄米が持つデンプンを非結晶化させ、今までの日本酒にはない独特の風味や質感を表現することができました。大地の力が存分に溶け込んだ味わいをお楽しみください。

 

風の森を楽しむための重要なお知らせ

風の森は1瓶で2通りの味わいをお楽しみいただけます。

 

炭酸ガスがあるとき

開栓直後の風の森は、もろみ発酵由来の自然の炭酸ガスが溶存し、口に含んだ時にプチプチとしたフレッシュ感を感じさせる、優しい発泡感を楽しんでいただけることがあります。

炭酸ガスがなくなってから

時間をかけてお酒を飲み進めるうちに、数日経ちますと、開栓直後に感じられた自然の炭酸ガスは消失し、風の森が持つお酒本来の美味しさをお楽しみいただけます。お米由来の豊かな味わい、うまみ、甘みと、酵母が造り出した、果実のような香りや酸味を存分にお楽しみいただく事が出来ます。
炭酸ガスはあくまで副産物です。炭酸ガスが十分に含まれている間はお酒本来の味わいが分かりにくい事もあります。是非一度、炭酸ガスが消失した後にゆっくりと時間をかけてお楽しみください。

なぜ日本酒に炭酸ガスが?

日本酒を造る際に、お米から糖分に変換する役目を担うのが麹、糖分をアルコールに変換する役目を担うのが酵母です。糖分がアルコールに変換される際には必ず炭酸ガスが同時に発生する事が知られています。

C6H12O6 → 2 C2H5OH + 2 CO2

グルコース(糖分)→ アルコール  + 炭酸ガス

炭酸ガスはお酒造りを進めていく中で自然に発生します。
従来の日本酒では、搾った後に濾過をしたり、火入れし加熱殺菌を行う行程で炭酸ガスは自然に失われていました。しかし、風の森ではそれらの行程を一切行わず生酒として出荷する為に専用設計したお酒です。その為、瓶詰めされたお酒には炭酸ガスが溶け込んでいるのです。

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