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いつも風の森をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

この度、3月20日に開催いたしますイベント「風の森列車で行こう!」と、
それに合わせて発売いたしますお酒、「風の森 風の森列車で行こう!」の
ご案内をさせていただきます。

 

2024年3月20日 風の森ファンの集う記念イベントとして日本清酒発祥の地奈良を走る、風の森列車の運行が決定。

 

前半は地元御所の秋津穂の圃場をご案内し、油長酒造のいまをご案内。

後半は風の森列車に乗り込み、奈良の車窓と共に風の森をお楽しみいただきます。

 

イベントの詳細は、 http://yucho-sake.jp/train/ か、

風の森列車で行こう!のお酒の裏ラベルにありますQRコードからご覧くださいませ。

 

このお酒は、前回リリースした、 風の森 試験醸造酒の第2弾 でもあります。
秋津穂 精米歩合91%。
どうしても出やすい穀物感的な要素を減らし、より一層複雑みと透明感を併せ持つ風の森を目指しています。
前回リリースの試験醸造酒よりも一層研ぎ澄まされた低精白の世界をご堪能くださいませ。

 

風の森では現在、美しい里山環境の中で育て上げられたお米の個性を最大限に表現したい。
もっともっとお酒にお米の力を宿したい、大地の力を表現したい、このような思いで今だからこそできる酒づくりに邁進しています。
その一つの方法が、今までよりも一層磨かない精米歩合で大地のエネルギーの力を存分に生かし、お酒造りをするということなのです。
稲は大地のエネルギー(でんぷんタンパク質ミネラル脂質)を蓄えそれを米粒の中に閉じ込めています。
しかし米を削り、精米歩合の数字が低くなるにつれ、お米が持つ、でんぷんを除く大地のエネルギーは急速に減少します。
昭和以降の吟醸酒という酒造りにおいて、お米を削るという工程が、スムースで滑らかな品質と引き換えに、原料由来の個性を表現しにくい酒造りにしてきたとも考えられます。
それならば食べるお米と同等の精米歩合90%で環境負荷も少ない原料を用いることを前提に、今だからこそできる酒造りの力で魅力的なお酒を造りたい。このように強く思うようになりました。
90%精米のお酒は今後の油長酒造の展開に向けてなくてはならないお酒です。

 

イベントでお会いできることを楽しみにしております。

皆さまのご参加をお待ちしております。

 

油長酒造株式会社 13代 山本長兵衛

 



風の森 風の森列車で行こう!
奈良県産秋津穂100%使用
精米歩合91%
アルコール分14度
無濾過無加水生酒
720ml
2月1日出荷