S風の森
2024
sinceS風の森【山麓蔵】
風の森が生まれた頃から共に歩み続けてきた秋津穂米。
葛城山麓醸造所、通称 “山麓蔵” はこの秋津穂が育てられる葛城山麓の棚田の真ん中に位置します。
この地は標高が約400mと高く灌漑用水が届かないため、山から湧き出でた山水のみで良質の秋津穂が育つ環境です。
しかし、この地の里山は農家の高齢化や後継不足、農産物の生産性の低さゆえ、
近年耕作放棄地などもみられ、その持続性に問題を抱えています。
お酒の力をこの問題解決に活かしたいという思いで2024年“山麓蔵“を立ち上げることができました。
そして、農家、酒蔵、酒屋、消費者が共生する「風の森里山コミュニティ」を創設することで、
「里山を100年先へつなぐ」を実現したいと考えています。

S Kaze no Mori departuresS風の森の出発
山麓蔵で造る、風の森の新シリーズ S風の森
この美しい棚田の真ん中にある山麓蔵で、醸造家自身が里山と共生し、葛城山麓の地の力を感じながら感覚を研ぎ澄ませ、この地で収穫された秋津穂米でその魅力を余すことなく「S風の森」として表現します。

Future sake degree and 3 promises未来酒度と3つの約束
「S風の森」では、新たな日本酒の価値基準 “未来酒度” を提唱し、
1.葛城山麓産 秋津穂を使用
2.食用米程度の精米
3.奈良酒の伝統技法の応用
という山麓蔵の“3つの約束”のもとに、酒を造り伝えます。
S Kaze no MoriS風の森シリーズ
S風の森
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S 風の森 2024 ☆☆
杉浦/西地区 01.S Kaze no Mori 2024 sugiura/nishi 01
使用米葛城山麓産 秋津穂
アルコール度数14-15%
内容量720ml
西地区の特徴
主に杉浦さんがこの地域で秋津穂を栽培されており、農薬化学肥料不使用に早くから切り替えられた田んぼが存在しています。
山麓蔵周辺では標高が400メートル以上と最も高く、周りの森林により日照時間も限られ、田んぼ一枚の面積も小さいため生産性が非常に厳しい地区です。
一方で独特の透明感を表現できる最高の秋津穂米が収穫されます。