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風の森 ALPHA2 この上なき華 リニューアル発売
- 製品について
風の森が考える高精白の答え
米の個性を磨きによってシンプルナイズすることで、日本酒の命ともいえる仕込水の個性を前面に。
秋津穂の高精白の可能性を追求してきたALPHA2。
磨けば磨くほどコンパクトになる米の個性。その一方で、日本酒にとって一番割合の多い原材料である仕込水の個性が全面に表れてきます。
■葛城山系深層地下水 風の森の仕込水は日本有数の超硬水(硬度250mg/L以上)
マグネシウムやカルシウム由来のミネラリー感を最大限に感じることが出来るALPHA2。
それを特徴づける、異常なまでに硬度の高いユニークな仕込水は、敷地内にある約100メートルの深さの井戸から汲み上げます。
この地に降り注いだ雨が20年以上の歳月をかけて地下のミネラルが豊富な地層からその成分を溶け込ませながら100mに到達、深層地下水となるのです。

このユニークな深層地下水には、葛城山系の北部に位置するかつての火山、二上山が関与しています。
二上山周辺には 1400万年前の火山活動によるサヌカイトという火山岩が分布しています。これはマグマが噴出してできたもので、マグネシウムをたくさん含有しており、奈良盆地の地下深くにミネラルが豊富な地層として存在するのです。
■仕込水の硬度が大きく反映された、油長酒造の酒の特徴
日本酒を口に含んだ時の液体の質感は水に由来する要素が非常に大きいものです。なぜなら日本酒の液体はその70%以上が仕込水に由来するものです。
硬度が高い水は少しとろみを感じるような質感です。また、ミネラルが多いということはそれだけ発酵が活発になりますので、酵母や乳酸菌が有機酸をたくさん出してくれます。硬水に由来する味わいの立体感と豊かな酸味、これも風の森の大切な特徴の一つです。
再始動するALPHA2では、この風の森の仕込水の特徴を最大限感じていただけます。
■奈良県都祁 中西農園産 減農薬秋津穂を使用
10年以上にわたる契約栽培の秋津穂の生産者の中で、特に高品質な秋津穂米を生産される中西農園の秋津穂のみを使用。
中西農園の特別な秋津穂を使用したALPHA2としての最適な設計を考えた結果、精米歩合を22%から40%へ変更いたしました。味わいの透明感をさらに向上させ、仕込水の質感を最大限感じていただける設計となっております。
どうぞよろしくお願いいたします。
令和7年11月吉日
油長酒造株式会社 十三代 山本長兵衛

風の森 ALPHA2 この上なき華
奈良県都祁 中西農園産 減農薬秋津穂100%使用
精米歩合40%
アルコール分 14度
無濾過無加水生酒
720ml
化粧箱入り
11月25日出荷