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風の森 奈々露657 発売
- 製品について
「奈々露」 ななつゆ とは
奈良県で初めて開発された酒造好適米。
奈良盆地の気候風土に適した栽培特性で、心白が非常に大きく日本酒の醸造適性も非常に高い酒造好適米です。
収穫された奈々露の稲穂は、古来より酒の神様が鎮座される大神神社、そして日本清酒発祥の地と言われる、菩提山正暦寺にて御祈祷を受け、奈良県内の酒蔵によって日本酒に醸されます。
「奈々露」を原料米に、私ども油長酒造でも、奈良県酒造組合と足並みを揃え、今年4月5日に発売させていただきました。
今回は、春仕込みによるセカンドバッチのご案内です。
奈々露は、名前からも察せられるように、奈良で栽培されていた露葉風の血を引く酒米です。
奈々露は秋津穂よりも少し溶けやすく、香りは硬いいちごや、フローラルな香り。
秋津穂より豊かな甘みを感じ、心地よい酸味を感じていただけるような風の森を目指し設計しています。
今年は油長酒造で最も製造実績の多い秋津穂657を意識しながら、精米歩合を65%にあわせ、今年の出来から奈々露の個性を見極め、今後は秋津穂や露葉風に並ぶ、風の森を代表するラインナップに成長できるよう取り組んでまいります。これから皆さまと共に育てていきたい酒米ですので、何卒よろしくお願い申し上げます。
奈々露を用いた今年の醸造はこれにて終わりとなります。
次は来年の同時期に仕込み、出荷予定です。
どうぞ宜しくお願いいたします。
油長酒造株式会社 13代 山本長兵衛
風の森 奈々露657
奈良県産奈々露100%使用
精米歩合65%
アルコール分15度
無濾過無加水生酒
720ml
5月23日頃出荷
